2024/11/13 15:42




今回はコーヒーのプロセスの解説。

第1回目は【ハニープロセス】

普通1回目はウォッシュトとかナチュラルだと思うけど、最近中国のイーストファーメンテーションハニーの豆をリリースしたのでこちらから!


『コーヒー豆のプロセスとは?』

そもそもコーヒー豆の精製方法ってなに?って方も多いかと。

プロセスを簡単に説明すると、コーヒーチェリーが収穫されてから、生豆になるまでの過程でどのように扱われていたのかということです。


ハニープロセスとは?』

ハニープロセスはコーヒーチェリーを収穫し、それらの果肉だけを除去し、種の周りについたネバネバしたもの(ミューシレージ)を残したまま乾燥させるプロセスのことです。

ウォッシュトより甘さや質感がやや強いことが多く、ウォッシュトとナチュラルのいいとこどりといったイメージ。




引用: https://roastery101.com/news/820/


『ハニープロセスの種類』

ハニープロセスもさらに細分化されます。

ミューシレージを何%残すかによって変わってきます。

1.ホワイトハニー

ミューシレージはほぼ除去されています。


2.イエローハニー

30〜50%ミューシレージを残します。

甘さと質感が向上し、非常にバランスに優れている印象。


3.レッドハニー

ミューシレージを除去していません。

味的にはほぼナチュラルです。


4.ブラックハニー

レッドハニー同様、ミューシレージを除去していません。

ブラックハニーはパーチメント(ぱっと見で)が黒ずんでいることからそう呼ばれています。黒ずむためには、ミューシレージが厚いことと、発酵の時間を確保するためにゆっくり時間をかけて乾燥させることが大切!ここがレッドハニーと異なるポイント。


『イーストファーメンテーションハニーとは?』

最後に、最近リリースした中国のイーストフォーメンテーションハニープロセスを解説。


通常のハニー同様、果肉をまず除去します。通常、この後に乾燥工程に入るのですが、今回はミューシレージのついたコーヒー豆と一緒に、除去した果肉とコーヒー専用の酵母を水の入ったタンクに入れます。そのタンクの中で150時間発酵させ、その後乾燥工程に入ります。
このコーヒー特有のピーチみたいな味は酵母由来だそう。




結構長くなりました。
次回はウォッシュトかナチュラルあたりについて書こうかと思います。

次回もどうぞよろしくお願いします。